私が一番好きなアーティスト、SHINee

ジョンヒョンがこの世を去って、一週間が過ぎた。

こんな一文を書いたって、実際は全然実感が沸いていない。告別式の写真も見た。メンバーのメッセージも読んだ。だけどこの6年間、当たり前に居てくれたから、そんな突然居なくなるなんて思えなくて。あまりにも信じがたい出来事で、胸がぎゅっとつぶされたような気持ちで、毎日苦しい。このままジョンのことが良い思い出になるときは来ないかもしれない。

でも、やっぱりジョンのことを思い出すときは、楽しい気持ちになりたい。

だってジョンは、今までたくさんの幸せをくれた。感じたことのない高揚感も、感動もエネルギーも。あの瞬間を最期の言葉に奪われたくない。

ジョンにとっても、最期の言葉が彼の全てではなかったはずだ。絶対に。

人生には四季があるんだと思う。ジョンは誰よりも感性が豊かで繊細ゆえに、長い長い冬を越えられなかったんだろう、と思う。だけどジョンにだって春も夏もあったはずで、いつかは今の冬だって終わって、また春が来たに違いない。だから、とても悔しい。

冬の中にいても、メンバーの存在は暖かいものであったとも思う。

最後のラジオにミノが来たときの暗闇に火が灯ったような、安心したようなジョンの涙はそうやってお互いに愛を与え合っていたしるしに見えた。この9年半、1人も欠けることなく、荒波を乗り越えきた5人の絆は計り知れない。

(↓この記事をシェアさせてもらいます。どこまで真実かは分からないけれど、今はここに書いてあることを信じたくて)

https://twitter.com/forshinee0525/status/945270367051902976

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 だからこそ、もし、残された4人が解散を選んだとしても受け止められる 。それに、ジョンのいたSHINeeで終えるのならば、私も美しい思い出としていつまでも閉じこめておける。4人のSHINeeを見るには、現実を心から受け止めなければならない。それが怖い。ジョンのいない穴をまざまざと思い知り、楽しい気持ちよりもズキズキとした痛みが勝るかもしれない。

それでも、初めてSHINeeを観たときの衝撃が忘れられない。あれはReplayのMVで、一糸乱れぬダンスを軽やかに披露し、みんなのハーモニーが最高に心地よくて、この世にはこんな完璧なグループがいるのかって。アイドルとしてじゃなく、アーティストとして惚れた。

歌って踊って、パフォーマンスをしているSHINeeが好きだから、その瞬間がオニュもキーくんもミノもテミンも一番輝いているから、SHINee再始動の道を選んでくれたら、そのときは最後まで側にいる。